田んぼでアート公開制作中 手力雄神社いなフェスで芸術家ら
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公開日:2020/11/25
飛行機、高速道路の車の音、鳥のさえずり、さまざまな音が行き交う那加五反田町の田んぼで、篠田ゆきさん=名古屋市=が、野外インスタレーション作品を公開制作中だ。その様子をフェイスブックで現地から生配信している。
篠田さんは、空間からインスピレーションを得て作品を制作するアーティストだ。
「田んぼで制作するのは初めてですが、ここは広くて、地球の上でやっているなと実感します。地面が海、刈り残した稲は大きな船、という感じかな。作品は神社の方向に向けて、自然と対話しながら制作しています」と話す。
ここから徒歩5分の那加兼橋町の田んぼでは、アーティストの鈴村由紀さん=名古屋市=と山田明広さん=同=が流木、土、ワラを使ってアートを制作中だ。手作りのワラの家、ワラのベッド、楽器、ピザ窯などがある。
いずれも稲作アートフェスティバル秋の感謝祭「いなフェス」(手力雄神社)の一環として行われている。11月28日(日)まで。